Lesson3. 商品を買ってきたときの仕訳(分記法)

商品を買ってきたときの仕訳

洋服を販売しているうつけ洋服店は、売り物の洋服を問屋きちょうから買っています。今日はワンピース(商品)を買い、1000円を支払いました。このときの仕訳を考えましょう。

商品を買ってきたときの仕訳をつくろう

洋服屋さんにおける洋服など、お店の売り物のことを “商品” といいます。また、自分のお店で売る商品を買ってくることを「商品を仕入れる」といいます。

商品を仕入れるので、お店の商品(資産)が増えます。したがって、仕訳の借方商品と記入します。

うつけ
資産は、増えたら借方(左側)だったね!覚えてる覚えてる!
また、現金で支払っているので、お店の現金(資産)が減ります。したがって、貸方に、現金と記入します。

きちょう
そうそう、資産が減ったときは貸方(右側)だったわね!
一連の仕訳は「分記法」という方法で仕訳しています。「分記法とは?」については、次のページで解説しています。

おさらい

  1. 自分のお店で売る商品を買ってくることを「商品を仕入れる」という
  2. 商品を仕入れるので、お店の商品(資産)が増え、反面、お店の現金(資産)は減る
商品を買ってきたときの仕訳