Lesson11. 仕入諸掛り(当店負担)の仕訳

仕入諸掛り(当店負担)の仕訳

うつけ洋服店は、問屋きちょうで買った商品(1000円)をお店まで配送してもらうことにしました。そして、この配送にかかった費用(100円)は現金で支払いました。

ここまでの知識で仕訳をうめてみると・・・


うつけ
そうだよね、掛けで仕入れて、なおかつ現金で配送料を払ってるんだから、二つとも貸方にそれぞれの金額で記入だね!ここまでは分かるけど・・・、借方科目の仕入の金額はどうなるの?

このLesson11は、短いですがとても重要!

仕入諸掛り(当店負担)の仕訳

商品を仕入れるときにかかった、運送会社に対する運賃や保険料などの費用を仕入諸掛り(しいれしょがかり)といいます。

仕入諸掛りは商品の仕入れにかかった費用なので、商品の仕入原価に含めて処理します。


つねちゃん
仕入諸掛り(当店負担)の仕訳は、
掛けで仕入れた1000円と、配送にかかった費用(仕入諸掛り)の100円を、どちらも仕入代として考え、借方の仕入には合わせた1100円と記入するんだ。
うつけ
なるほどー、これで借方貸方の金額が一緒になったからOKだね!

おさらい

  1. 商品を仕入れるときにかかった、運送会社に対する運賃や保険料などの費用を仕入諸掛り(しいれしょがかり)という
  2. 掛けで仕入れた金額と、配送にかかった費用(仕入諸掛り)を、どちらも仕入代として考え、借方の仕入には合わせた金額を記入する

 

仕入諸掛り(当店負担)の仕訳