取引銀行である東京銀行からお金を借りて8か月後、約束通りうつけ洋服店は東京銀行さんからの借入金を返済しました。また、借り入れていた8か月分の利息も合わせて現金で支払いました。
借入金を返したときの仕訳
借入金を返したときは、あとでお金を返さなければいけない義務がなくなるということなので、借入金(負債)の減少として処理します。
また、借入金にかかる利息は、次の計算式によって月割りで計算し、支払利息(負債)として処理します。
貸付金の利息を計算する時も同様に、この計算式で計算します。
「支払~」は費用の勘定科目になります。
例題 – 借入金の処理 –
次の一連の取引について仕訳しなさい。
(1) 奈良商店は桃山商店より現金7000円を借入期間6か月、年利率3%で借り入れた。また、利息は返済時に支払う。
(2) 奈良商店は(1)の借入金を返済し、利息とともに現金で支払った。